このおそろは嬉しいのだ
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年末娘が帰省したとき
「お正月のセールでKindle買おうと思ってね」
うっそ~と驚いた。
ひとつには私が最近欲しいな~と思ってたという偶然。ふたつめは娘がそういうタイプじゃなかったから(笑)
中学時代携帯電話を持つことを断固拒否したし電子辞書は好みでないと厚い辞書を詰め込んでガリ勉少女のような(いやん)ふくらんだカバンを抱えて登校していた。(どう書いても本当のガリ勉にしかならんのが口惜しい…そういう風なのでもないんだよな)
辞書には私もちょっとした思いがある。自分が高校生のとき後ろの席の同級生の辞書がものすごく膨らんで上から見ると印象でだけど90度以上の感じの扇形になっていて目を丸くした。使い込んだ辞書はひきやすいと母がよく言っていた。この子はどれだけの単語を探したのかとそれだけで尊敬の念を抱いた。程遠い自分でもあったし。それでも、その子に及ぶことはないけど、私も英和辞典に限ってケースが窮屈な程度には膨らんでいて使うことがなくても捨てがたく、今も飾っている。これからも処分できないと思う。(ちなみに机上の英語学習の有効性とは違う話)
【積んでいくことは尊い】という思いはその頃自分に根付いたような気がしている。【要領がいいのも才能よね】、真逆な考え方もあるかな…と後に思うようにもなった(時代の変化というものもあったかも)がそれでも理屈抜きに前者のひたむきさが好きだと思う自分がいる。青いかな、まあ、いいや。
話を戻すと娘を便利な機器は好まない人間だと思っていた。私は目の疲れや図書館に寄るのを負担に感じることが多くなったためKindleに気持ちが向いたもののあの子はそういうの嫌いだよな~と何かおかしな感傷(恥💦)で購入に至らなかったのだ。
そこで娘の突然の買うよ発言(笑)
ホントに?\(^^)/
幕末に頭までつかり敢えて古い文字使いの本をムフムフ読みふけっていた姿が懐かしい。あれは思えば逃避だった(笑)と自身が後に分析していた。
あの子がKindle?
聞けば勤務先が都心と逆方向になったのでゆっくり座って通勤できるようになりそこで見かけるKindle持ちの人達が快適そうだからと言う。
普通だ。
こっちのこの子も好きだ…と、デレデレ思う(*''*)
ブログを書いていると知人身内問わずついついプライバシーに関わることを書いてしまい後で気がついて引っ込めることがある。ネタにしてごめんねと思う。不幸話だと特に思う。ブログは難しいな。やっぱり私は期間工でいくのがいいかな。
そしてそして娘に1日遅れてポチった私。
スキマ時間に手軽に開け、時間や気分に応じて適当なものが読める、そして何より目に優しい。自分には合ってる。”広告なし”にしたのも多分正解だと思う♪