母には本当に迷惑をかけました
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私は幼い頃に父を不慮の事故で亡くし母子家庭でした。母は学歴が一番大事だという考えでしたので裕福ではなくてもきょうだいも私もそれぞれの実力なりの大学(私は不肖の娘)を卒業しています。学費は親の責任と思っていたのでそれこそ私たちの借りた奨学金もコツコツ母が返しました。(情けないことに私たちもそれに甘えていました、結構当たり前のようにすら思っていました)
それを最優先の生活をした母は今質素な年金生活です。無駄遣いをする習慣はないのでコツコツ貯蓄していてそこから娘のことで要所要所助けてはくれていますが限度があります。
夫の借入れを打ち明けられた時、あなたたち夫婦の生活は頼めないけど〇〇ちゃんのことなら助けてくれるだろうからこの先困ったらほかのきょうだいに頼んでみるようにと言われました。実際ほかのきょうだいは余裕のある家庭を築いており、頼めば快く娘のことならですが助けてくれるでしょう。でもそれをするのは私にしてみたら借入れと同じくらい辛いことなので考えたことはありません。娘の学費に人の力を借りるのは嫌でした。
どこまでも母には心配をかけてしまっています。年々衰えてきても娘のことはいつも把握していて心配したり誇りに思ってくれたりしています。子供や孫のために尽くした人生だなぁと思います。(毎日記事を書きながら、私の人生もお金の苦労が大半なのだと虚しく思うのですが、娘のためだけの苦労ならどんなによかっただろうと思います。夫のために頑張るなんて本当に嫌です。今は夫が娘に迷惑をかけることのないように頑張るつもりでいるのですがそれが夫のためになると思うととても不愉快です。責任感以外の動機はありません。まったく矛盾に満ちた人生だと思います。)
今母の近くにいるのは私だけなので買い物や通院などの手伝いをできているのが救いです。私のできることはその程度で、恩返しになっているとも思えませんが、理屈っぽい同じ話を何度も聞かされる m(__)m ときなど、してもらったことを思い出すようにしています(笑)