収入が復活してから
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夫の会社が借り入れをしたことで再び家にお金が入るようになった頃のことを書きます。
具体的に金額を言うと20万円です。そのときはもうお給料風を気取った(?)銀行振り込みなどやめ、現金を持ち帰るようになりました。そこから国民年金、国保、住民税といった普通お給料から引かれるようなものを引いたらなかなか渋い金額になります。特に国民健康保険は本当に高い、たいして使わないのに....ってこれは仕方ないですけど。この記事を書くため調べたらこの時期は34000円という金額でした(ありがたいというか恐ろしいというか、次の恐怖の波が来たときは減免を受けることになりました)。
私のお給料は手取りで13万ほど、住宅ローン9万円を払い、とにかく可能な限りはプールしていきました。貯金は正真正銘ゼロからのスタートでしたし娘の大学進学に間に合わせなくてはいけないので必死でした。私のボーナス(少額なのは言うまでもありません)は全額貯金しました。
娘には必要以上に経費が掛かることはありませんでした。周囲が100%持っている携帯電話も必要性がわからない、それに時間を使うなんて嫌だと図書館の本を読み漁る、一風変わった、でも周囲に信頼される中学生でした。熱心だったピアノは先生が廃業される機会だった中学3年まで続けさせることができました。義務教育中塾に行く必要はないという信念を持っていた娘も高校では進学塾に行き、携帯電話も持つようになりました。
低いレベルの話ですがうちではこの時期が一番貯金することのできた時期です。大きなお金は作れるはずもありませんが、額は少なくても安定した収入さえあれば、少しずつ増えます。減るばかりの恐ろしさを知っているから増えるって幸せなこと、心が安定します