大学進学を控えた娘がいるとは思えないような家庭でした
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焼け石に水とわかっていても蓄えがなくなるのを阻止したい (遅らせたい) 思いから、最も家計を圧迫している住宅ローンのことを銀行に相談したいと思ったことはありました。
ですが、勤め先に出入りしている銀行員の方は、話しかけやすい反面若かったり同世代だったりで、切羽詰まった泣き言を言うのはあまりに情けなく思いました。職場ですから周囲の目も気になりました。
以前夫の事業の決算書から、低い金利への借り換えを断られた経験もあり、相談しても惨めなことになり傷つくかもしれない怖さもありました。
なんと言っても、家長でも経営者でもない私が出向いて具体性のない事業不振の話をしても我が家の恥をさらすだけ。この非常時に夫の事業の悪化の実態を知らされないなんてありえません。やはり夫が銀行に会社の現状のありのままを話す (そんなに話したくないなら私にはもう話さなくてもいいのです)ことで、何らかの提案をお願いするしかないと思っていました。
夫が動かない限り可能性のない話でした。
よく公共料金の滞納でガスや水道などを止められて、のようなことを聞きますが、それは私には絶対耐えられることではありません。そうなったときは借金のカテゴリーで目にするキャッシングといったものに手を出すことになるのか、でも自分は返せる見込みのないお金を借りるよりは自己破産を選ぶ人間ではないかとは思っていました...
大学進学を控えた娘を抱えた家庭とは思えない話です。
二度と繰り返したくない経験です。