考えられないことですが夫は全く関知しませんでした
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入学金や前期授業料、一人暮らしの新生活準備の費用はかなりかかりましたが、そのときもまた母がこれが最後になるからとくれたお金にも助けられ、なんとか送り出すことができました。
貯金は振り出しに戻り、学外学内両方の給付型の奨学金にも申し込みましたが給付を受けることはできませんでした。その時のことは以前記事にしました。
収入の低さも貯金のなさもとても自信があったのですが 、それでも給付が叶わなかったことは自分自身の励みになり、何としてでも返済型の奨学金を借りずに卒業させることを目標にしました。そのことは娘とも話し合い、卑屈になることなく生活していこうと決めました。実際入学早々からアルバイトを始める学生も多くいたようで本人も前向きに新生活を始めることができました。
いつもいつもぎりぎりの綱渡りでかろうじて間に合わせることができた、を繰り返しています。でも夫は娘の大学入学やその後の学費のことも一度も気にかけたことはありません。私の必死のやりくりや母の援助がなくして叶うわけはないのに誰に感謝も心配もする風でもなく、お金のことだけでなく受験先や合否や進学先なども関知しませんでした。他人事でした。私にとっては娘のこと以上に大事なことなどこの世にないのに。
お金を満足に入れられない負い目から家のこと全般から遠ざかっているのかそれがなければもっと違う人格になっていたのか(自分自身もですけど)もともとそういう人なのか知りたいと思うときもありますが過ぎたことはどうしようもないのです。
お金を入れてくれなかった(そんな大事なことを私に説明も弁解もしなかった)ことがあまりに重大すぎてその他の欠点まで気にしていられないのです。けったいなことです。