クロ現の住宅ローン破綻をみて私が思ったこと
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先日のクローズアップ現代、住宅ローン破綻についてでした。
住宅ローンとか老後とか…破綻というワードには敏感に私のアンテナが反応します。
夫の起業により何度となく危機を乗り越えた(克服というのではなく、凌いだということです)我が家です。
夫からの収入がゼロの時はまさに住宅ローン破綻目前でした。
貯金を食いつぶしていく不安や貯金が限りなくゼロになっていくときの恐怖は忘れることはできません。
番組では、働き方改革による残業の規制によりそれまで住宅ローンに充てていた残業代がなくなったことに加え母親の介護費用が重なった人、高収入だったサラリーマンだった人も高額な残業代を見込んでの高額なローンの支払いに窮して住宅を売却していました。
小学生の高額な教育費が家計を圧迫していることを相談に来ている女性や、老後資金のつもりの不動産投資(マンション3部屋購入したものの入居者がいない部屋があり、その返済で貯金を食いつぶしていました)での赤字に苦しんでいました。
自宅を売却しても差額を親戚から借入れなければならなかった方もありました。余裕で支払えると思っていたのにわずか数年の間でそんなことが起きてしまった…と話されていました。
借り入れは低金利でも滞納遅延金は高金利で、毎月何十万円もの支払いが積み重なっていくときの恐怖は想像に難くありません。でも逆に言えば支払いの恐怖の方が家を手放す悲しみより大きいのが救いかもしれないとも思いました。
いずれにしてもどの家族も窮状のことを話し合ったと思います。不動産投資の方も、家族のためとは言え家族に内緒だったことを後悔しておられました。
私の場合、そこに夫が加わることはありませんでした。収入がないことの説明も、そのことにより起きる家計の問題に主体的に対処もすることはありませんでした。
この番組はローン破綻の事例とそうならないための対策がメインだったと思いますが...
個人の感想ですが(語弊はあるとは思いますが)家族で話し合えるのはある意味幸せなことのようにも思えました。
夫が勝手に起業して困窮して、(低収入であっても、サラリーマンならどれだけ楽だっただろう)と何度も思いましたが、今の時代にあってはサラリーマンの人だって先が読めなくなっているのだとも、それと...理由はさまざまでしょうけど..さまざまな破綻の恐怖があり、味わったのは私だけではない,ということも思いました。