娘の予備校生活が始まった頃のこと
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母のおかげで娘は予備校に通い、古いけど新しい1年のスタートを切ることができました。成績表等持参していいところを見せる(笑)と入学金免除などの制度も利用できました。
安くはない学費を出してもらって勉強できることのありがたさは1日のうちにおきたことでありながら身に染みました。娘はシリアス系(もとはパッと見オトボケ系)にキャラクターを変え、早朝から夜遅くまで休日もないという予備校制度に戸惑うことなく没入していきました。本当によく頑張っていました。最大限の努力をするという強い決意はプレッシャーや軽い風邪など無視できるもののようで、勉強以外のことには思いも行動も向いていなかったと思います。
私は朝晩の送り迎えや昼夜用のお弁当作り、勉強だけに集中できる環境づくりと...初めて世にいう”受験生の母”のようになりました。
あの頃の娘の頑張りを思い出すとかなりの頻度で泣けてくるのですが、先日娘に言ったところ「ほんと~?全然覚えてない~!」と。
目まぐるしく変化に富んだ青春時代はその辛さの記憶ものみこんでしまったようです。
でも、記憶にはなくてもその辛抱強さと根性は人格の中に溶け込み、(秘めたるバックボーンを持った)オトボケ系娘に戻った今は元気に自活しています。
なかなかの親バカ記事になってしまいましたが、経済不安の中での私の唯一の生きがいとなってくれた存在なので書いてしまいました。
折しも受験のシーズンにこの記事を書くことになりましたが、頑張っている受験生とその身内の方、結果に関係なく今を懐かしくせつなく思い出すときが来るのでね、いろんな気持ちをかみしめながら頑張っていただきたいです。応援しています。