夫が強引に起業したとき
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夫はプライベートでコミュニケーションのとれない人です。
20年ほど前、地方の中小企業でお給料も多くはなかったけど2人ともそれぞれ正社員で働いていました。
夫が起業すると言い出し会社を辞めて来ました。
購入した家のローンが始まったばかりでした。
子供はひとりだけと決めていたし、身の丈にあった無理のない規模で、お互いの親から援助もありましたがそれまでの貯金は頭金にほぼ使い果たしていたときです。
とある営業所の所長をしていましたがある種の営業力があり、滞っていた売り上げを大きく上げ、評価も受け、自信過剰になっていたと思います。
上からの圧力に納得がいかず、「バカばっかりで嫌になる。自分ならもっとうまくやれる」みたいなことを常に言ってイライラしていました。
そして転職でなく起業、反対を押し切るどころかその余地もなく強行突破されました。
「今までと同じだけ渡せばいいんだろう。軌道に乗ったら厚生年金にも入る。絶対とは誰にも言えない。やってみないとわからない。」
とても納得のできる説明とは思えませんでした。やろうとしていることは余りに浅はかで安心材料などゼロだと感じました。
不安だろうけど頑張るから許してほしい、たとえばそんな言い方、行き場のない私の心のための言葉はありませんでした。
それは今に至るまで一度も聞いたことがありません。
最近頻繁に発達障害という言葉を耳にするようになり、会話の噛み合わなさはもしやそういったところなのかもと感じています。
相手の気持ちに対する配慮をする、その発想が夫にはありません。
愚痴っぽい記事になりました。