母孝行にはなった
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春分の日の昨日は久しぶりに母と夫とちょこっとドライブに出かけた。
美味しいもの食べに行こうとときどき母が言ってくれるのだけど夫が夜働いていることをどうしても言えなくて、「その日は父さんが無理」とか「夜でないと無理」とかごまかすしかなかった。お盆やお正月などにきょうだいが帰ってくるときも怪しい言い訳でお茶を濁してきた。我が家は身内にも本当に怪しく見えていると思う。
内緒にした一番の理由は母に心配をかけたくないからだけど、なにかおかしい、と却って心配もかけていたと思う。年明け早々やりきれない気持ちに襲われ母に泣き言を言いに行って、その時思わずぶちまけてしまったのだが、母もやはり夫の会社がまずいのではないかと思ってはいたと言っていた。
存続はしているけど借り入れを返していくのがやっとの利益しか上がらない様子で、工場で夜勤の仕事をしていると話したら健康に気をつけてとか栄養摂らないととか、夫の心配をしていた。私に内緒で母に借りたお金のことも、もう忘れたから私にも忘れるようにと言っていた。う~ん、私は夫側の人間じゃないのに夫側の気持ちで申し訳なさを感じないといけない。そして肝心の夫は身内から借りたお金は返済しないといけない気持ちはもう持っていない(多分)。
私だって夫の健康は心配なのだが、どこか自業自得だという思いと時間帯の違う家族との生活や、それこそ<夜勤してるって言えない>ことのストレスなどの方が大きい。
納得しあってここまできたのなら温かい気持ちで夫を見ることができると思う。お金の切れ目が縁の切れ目どころかお金の切れ目は20年前、そこから縁を切ることもなくここまできた。それだけでも立派なもんじゃあないのか。まったくけったいな人生になったものだ。
今日は美味しいステーキを食べた話を書こうと思ったのにこんな記事になっちゃいました👋一人暮らしの母は足も悪く、ひとりで出かけることはできません。道の駅を巡るのが好きで連れていくととても喜びます。私の運転では近場しか行けないから昨日のような日は親孝行できる貴重な日なのです。今の生活になってからこういうことをしてあげられなくなっているのも私の不満の一つになっています。夜勤のこと話していたせいで昨日のお出かけはすっきりした気持ちで行けました(母に関して)。その話にはならなかったけど。