足るを知る私
スポンサードリンク
今朝勤務先の事務所に来られた行政書士事務所の所長さん、70歳前後かな。
現役感と隠居感の両方を併せ持った感じの穏やかなミドル。
「やりたいことがあるから、早く息子に譲って引退したいんです。」って。
やりたいこと?
こんな田舎町で引退後に始められること?
どんなビジネスチャンスがある?
財力があれば失敗してもいいしな…うらやましいな、なぁんてこと思ってたら
「本が読みたいんですよ。」
自分の発想に自己嫌悪だ。
せっかく人間に生まれたのに、物理的精神的に思うように読書の時間がとれないことに焦りを感じる時もある。でももしかしたら晩年にはそんな日が訪れるかもしれないじゃない、と思いながら今を過ごしている。
足るを知る者は富む。
富まなくたっていい、足りないは充分知ってる、足りるなんてわからないわけない。
穏やかな晩年を生きられるといいな。