ひとりシネマ、飛んだのはマリネラ
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夕べ再びひとりシネマ。
ボヘミアンラプソディの感動の余韻はほのかに持続していて、今も1日1回は上映されてるし、なんなら3度目もう1回観ときたいけど、の気持ちでいたけど。
〈飛んで埼玉〉が〈パタリロ!〉の魔夜峰央さんの原作だと最近知りどうしても観たくなった。
レイトショーは1300円だからドリンクつき1000円のオーナーズカードの恩恵はちょっと薄いけど、そりゃまあいいか。
その時間に自由行動ができるのも自分の幸福の1つに数えよう、そうしよう。
大真面目に、芝居がかった芝居で茶番をやりぬく豪華キャスト陣。怪しく美形なヒーロー役のガクトさんもはまってたと思う。
とはいえ、いかんせん土地ネタづくし(わかってたよ、わかってたけど)この映画は関東圏民以外はノりきれなくてさみしいよね、という感想。
そして、消化不良な思いは愛するマリネラ国へ。
大学生の頃、〈パタリロ!〉にはまっていた時期がある。今でも10冊程度は手元に残している。断捨離もなんのそのの領域よ♪
ギャグ漫画でありながらホロッとさせてくれるところもあり、怪しくも艶かしさを持った美形の登場人物が2枚目放り出してパタリロに振り回されるのがたまらなく面白かった。
「こういう者だ」
「手帳屋か」
BLベースで万人の読み物でないとこもなんかよかった。(そういう系では風と木の詩も懐かしいな、とかこっそりと書いとこ)
二階堂ふみさんもよかったけど、<男装してる女性>に見えるのは否めなかったからどなたか美形の男優さんでも観たかったかも。
ギャグの応酬が特長だし、漫画本なら「なんじゃこりゃ~」とばか笑いしながら好きなだけページに留まれるけど、映画となるとそうはいかない、ポンポン進む肝心のストーリーが土地がらみでついていけなかったのはやむをえないね。
けど久しぶりに魔夜峰央(冒頭でお姿も拝めた♪)ワールドを味わえてよかった。