傘修理も...
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毎日途方もないウィルスの話
生活もいろいろ変わってるからストレスもなくはないけど
ただただ自衛&ヒトサマに迷惑をかけることのないよう...
地味に暮らすだけだな、現状では
コロナの影響のひとつなんだけど
最近靴修理のお店でとても困った話を聞いた。
中国に発注している傘修理の材料の入荷がストップしてるから直せなくなるかもしれないというのだ。
私の場合、ひょっとしたら褒められているのではないかもしれないんだけど”モノ持ちがいい”とよく言われる。
靴とか傘とか修理して使うのが嬉しい。
戻ってきたときは新品を買った以上にときめく。
因みに傘は20年モノ、大切にもしてるけど。
愛着のある傘が直せないのは困る...というか、つらい。
いつ頃からかうちの近くには商業施設内のチェーン店の修理屋さんしかなくなってしまって寂しく思っていた。悪いとまでは言わないけど、モチが違う、昔の素材や技術と比べるからよけいに。昔の靴修理はアーケードの下でやってる人のも、薄暗い小さなお店の人のも、大げさではなく倍はもったから。
そのお店は隣の市にあってボロッボロの佇まい。
去年たまたま見つけた。
前回初めて頼んだとき、腕はいいし金額も良心的だけど...強面で愛想悪いし...
そしてちょびっと怖い感じだった。
だけど仕上がりと薄暗いお店の風情、そしてその不愛想さも、実はなんだか懐かしくて気に入っていた。
それが今回はなぜかよくしゃべってくれて靴の話をいろいろ聞かせてもらった。
ず~っとここにいる。
お盆とお正月に休むだけ、初詣なんて子供の頃行っただけだよ。
お客さん以外と話すことってない。
運動不足だと思うから朝は河原を少し散歩してる..
背の低いライダーさんに頼まれたから靴底を2枚重ねてみたらいい感じのができて...いいでしょ?これ...材料費かかるからちょっと高くなっちゃったけど...
気分転換したかったのかな、靴のこともプライベートもいろいろんなことを(笑)
カウンター上に、”修理されて磨かれた靴”がずら~っと並んでいた。形は古いけど大切にされてきているとわかるやわらかそうなお靴群。
古靴フェチってあるかな?
新品の靴にない味わいがあって、思わず触わってみたくなる。
話してる間も誰か持ち主さん来ないかなあと思っていた、誰にも会えなくて残念。
時々チェーン店の人も手間がかかるものを持ってくると言っていた。
「勝手に下請けにされてるってことじゃないですか!!.」
「いいじゃん別に、そんなの面倒くさいよ。」
これは文句なくかっこいい。