電動ハンマーなるものを操ることになった普通のおばさんのことを書きたい⑦
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電動ハンマーによる花壇破壊活動は無事1日のうちに終わりました。
でも実は後処理が同じくらい大変でした。
心頭滅却して必死で終わらせた後には、コンクリートくずの山が残りましたから。
数日にわたり土中を含め大小さまざまなくずの回収作業をしていました。
そしてコンクリートくずを集めた後は毎日少しずつ土嚢袋に詰め、お昼休みに処分場に運びました。
樹木伐採活動から工具運搬、ガラ運搬…私もだけど、私の軽自動車は本当に頑張ったと思います。
「こんなことのために生まれてきたんじゃないんですよぉ」
途中何やらガラガラと泣き始めたのでオイル交換をしに行ったら機嫌を直してくれました。
ストライキを起こされなくて本当によかった。
伐採木を運んだ頃は荷物の容積のことだけ、できるだけたくさん乗せることしか考えていませんでしたが、それがあってからはさすがに重量のことを一番に考えました。降ろす時を考慮し土嚢袋も2つに分け、全部で人1人分くらいの重量を人みたいに、助手席に載せて運びました(笑)、非効率ですが。
〇〇(車種)が欲しいとか1度も思ったことがなかったのですが
荷物を乗せる軽バンが欲しいなぁと思ってしまっています、商用車みたいな、おじさんみたいな。
ということは今後も何かしらの作業をするつもりなのか、私は。
まぁ、電動ハンマーより軽度の、たまの労働であればできる自分でありたいとは思ってます。
重い重いと言ってきましたが、10日あまりで全過程を終えました。
連日の力仕事で肩と手首がガタガタで毎日全身疲労でした。
そんな私は会社でのパソコン作業も手での作業が苦痛なほどでしたがジムには行ってました。
余力があったわけでは決してなくて、前屈での労働に凝り固まった姿勢をほぐしたかったんです。
実際その間少しの運動を続けたことは体の回復に役立ったと感じていてそういったことは最近の習慣で体得したことだなぁと思っています。
人生初の肉体労働は、終わってしまえばですが楽しかったです。
思えば忘れたいことも忘れたくないこともどうでもいいこともここに書いていますが、書いたことで忘れられたり書くことで思い出したり…不思議なことだなぁと思っています。
今回の作業は私にとってはとっても大きいことだったのですが、何日か経てば「大変だったのよ~」の一言で終わる程度のことになり下がってしまうと思ったので、自分のための記録として書いてしまいました。
お付き合い下さった方、本当にありがとうございました。 fin