花柄ぼたもち

50代後半...とか言ってるうちに正式に”還”になっちゃいました。子供は成人して今は夫と柴犬(胡麻)と暮らす勤労主婦です。不定期更新の勝手な日記です💦

できることなんてなかったと思っている


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実はお正月明け娘が帰っていってから今日まで夫と口をきいていない。

そもそも夜勤の生活をする今は、朝は私が出勤したあとに帰宅し、私が帰宅したときは自室で出勤前の仮眠(日中はあまり眠れないようで夕方からの数時間の睡眠が要だそうだ)、出勤するときは私は敢えてTVを観たり入浴しており、話すようなこともあまりなかったのだけど。

まったく頼りにできない夫であっても、夜勤を始めた頃は体が心配だったり(それは今もだけど)したけど、きつい仕事をしているから何かがチャラにできているわけではない。相変わらず夫は自分の責任から逃げているのだとこのお正月の実家での態度でよくわかった。

もともとかれこれ20年以上、夫は常に不機嫌だったし自分の商売のことや生活費のことを言われるのが嫌だからだろう、会話は避けられていた。子供のことや私の相談事など、情報として必要なこと、なんとなく話しておきたいことなどあっても話をする雰囲気はなかった。お金が枯渇しそうになって耐えられなくなったとき泣いて訴えたことは何度かあるのだがそんなときだって返事という返事は返ってこなかった。問い詰めれば「全部自分が悪い」と言ったことはある(いや無理やり言わせたのだ。せめて言葉にでも救われたかったからだ)。なのにその責任については「仕方ない」の一言しか返ってこなかった。

夫という人間はこの世界に生きているという実感があるのだろうか。私や娘、実の親にも愛想をつかされ、誰にもどんな信頼も寄せられない自分をどう思っているのだろう。

虚勢を張る精神力がなくなった今、本当のだんまりで貫こうとしているのだろうが、その蓋が開くときが本当に恐ろしい。

常に苦しみや不安がつきまとう結婚生活を生きてきたのに、報われるどころか大きなペナルティを課されるときが来るのだろうか。