大学入試のこと
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娘の大学受験の頃のことを書きます。
実は1年目、志望していた国立難関大、前期後期ともに不合格でした。
浪人決定でした。
私立は受けていませんでした。3者面談の時も担任の先生から聞かれましたが、娘も私もそれでいいと思いました。私自身私立どころか国立大学に入れられる経済力もない状態で私大のことは頭にありませんでした。親のせいで長い間不安な思いをさせたのにどんな不満も言うことなく自分の道だけを見て頑張ってきたあの子の人生はこれからよくなる、報われる、難関大に合格したら道が開ける、お金もなんとかなる!根拠はないのですがとにかく本当になんとかなるんだと思っていました。祈るような気持ち、というより妄想に近い確信のようなもので突き進んだという感じでした。
娘も経済的なことからというより、その大学に憧れてそこ以外は本当に考えられなかった、それを疑わない親、今思えばけっこうイタい親子だったかもしれません。
娘が勉強のことで挫折するイメージをそのときまで 持ったことがありませんでした。それはいかに私が恵まれた親だったかということでもあると思うのですが、それは現実に起きました。
職場に娘から不合格報告のメール、そしてもう1年宅浪で頑張るという内容でした。
実際その時貯金は国立の入学金と前期分の学費程度になっていました。
ひとりで受験勉強ができるだろうか、娘がひとりぼっちになってしまったと思いました。